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総選挙総括
2005年9月21日今更ながら、総選挙総括を書いてみる。
と言っても、個人的に今回の選挙は全くといっていいほど私からしてみれば面白くない結果となった。自民圧勝、絶対安定多数どころか連立政権で3分の2以上が与党。まさに何でも有りである。委員会でも絶対可決、そして国会でも絶対可決、参議院で否決されても絶対可決。今後、独占的になっていくであろう政治手法。これから先日本はどうなってしまうのか、私は不安でなりません。
まぁ〜国民がどれほど政治について深く考えているか知りませんが、取りあえずあの時点で与党(自民党)が一番と言う結論を大多数の人が選挙で意思表示をしました。
しかし、いいですか、後からぴーちくぱーちく言うってことになりませんか?確かに、小泉さんの手法は分かりやすいですし、女性議員をうまく擁立させたり、刺客としてある程度学歴のある議院や知名度のある人を立てたりと、その手法は大したものがあるなと個人的に感じています。皆さん、その『わかりやすさ!』で安易的に「何か日本を変えてくれそうだ。」とそれなりに感じて、一票を投じた。特に無党派層の人はそのような人が多くありませんか。しかしながら、私は現在の自民党は「わかりやすい」をキャッチフレーズにしてそれを連発するだけのマリオネットに過ぎないのではないでしょうか。私はこのエッセイで何度も書いていますが、常識を疑う目、これを皆さんにぜひとも持ってほしいなとそう考えています。
今回の選挙を振り返っても、自民党の主張する改革の本丸は郵政民営化でした。私は、これに関しては別にどちらでも構わないのだがどちらかと言えば、賛成である。これは自身の経験に基づくもので、今の郵便局には不便なところもあると感じているからだ。だから、どちらかと言えば民営化してほしいなと言う個人的願望はあるのだが、別に民営化しなかったらしなかったでそれでいいと思っている。
そして、今回の選挙後に出てきた政治問題の中で、出てきたのが増税問題だ。選挙期間中は、さほどこのことについて触れてこなかったのに選挙が終わったら、次々と税に関する話題が新聞紙面上で飛び交っている。消費税の引き上げ示唆や、医療費の増大、所得税減税の撤廃等等。本来は、選挙期間中にこのような政策を連呼するのが筋だとは思うのだが、郵政民営化という分かりやすさを前面に押し出し、負の部分についてはさほど言及しない。それでもって、選挙後に与党の立場を利用し、次々と増税の話を打ち出す。どうも昔からあると思うのだが、自民党のこの手法は個人的に好感をもてない。
国民は安心しているのかもしれない。そりゃ〜そうだ、小泉さんが「私の在任期間中は消費税を上げない」と豪語しているから、しばらくは消費税は上がらないのだろうと。しかし、先日の新聞記事を見てわかったことなのだが、小泉さんは来期の自民党総裁選挙には出馬しない意向を示している。と言うことは、新しい人が新たに総理大臣になるわけだが、その人が増税について語らないわけないだろう。つまり、今はあがらなくとも将来的には消費税は必ず値上げするし、言い換えればこれは小泉さんの丸投げである。自分が総裁の時は、都合の言いことを言って、後のことは後の人。取りあえず、衆議院の任期は最長4年、まぁ〜4年はやらずとも大体長くても3年くらいだから、小泉さんが辞めて残り2年間で巨大与党をいいことに一気に増税の話が加速するのだろう。それを考えると、私は怖くてたまらない。
確かに今の日本を考えた時、保険・年金問題(これに関しても個人的に言いたいことは山ほどあるのだが・・・)やこれからの少子高齢化社会を考えると、多少の増税は致し方ないのかなと思うところは私にもある。しかしながら、選挙期間中にこのことについてさほど言及しないで、選挙が終わってからここまでかと言う感じで増税の話があちらこちらで飛び回っている。この自民党のすき放題のやり方が個人的には非常に怖く感じている。もはや、民主主義崩壊と言ってもいいのかもしれない。
とにかく、私は与党のやり方には腹立たしさを覚えてならない。まぁ〜それはそれとして、国民の皆さん、本当にこの結果でいいのですか。まぁ〜日本の将来を託す大事な選挙で有権者の大多数が与党を支持したわけですから、与党の政策を信任したということなのですが・・・・
私はどうも、国民はマインドコントロールにかかっていないかなと不安になるところがあるのです。絶対に後で、ぴーちくぱーちく文句を言う光景がテレビで映されるでしょう。でも、そんなことを言ってもその人たちを選んだのは、紛れもなく私たちですから。だから、そこを見抜かなきゃいけないと思うんだけどなぁ〜〜
私は、正直今現在、選挙を機に、この日本と言う国に魅力を感じなくなりつつあります。これから、日本は恐ろしい時代に突入する。そう思うだけで怖くてたまりません。
今回の選挙で自民党を入れた人は、中には私の友人のように自らの政治的信念に基づいて一票を投じた人ももちろんいるんでしょうけど、「わかりやすさ」を前面に出し、そのマインドコントロールにかかってしまった。そのような人たちがほとんどなのかなと、言っちゃ悪いですがそのように感じています。
と言っても、個人的に今回の選挙は全くといっていいほど私からしてみれば面白くない結果となった。自民圧勝、絶対安定多数どころか連立政権で3分の2以上が与党。まさに何でも有りである。委員会でも絶対可決、そして国会でも絶対可決、参議院で否決されても絶対可決。今後、独占的になっていくであろう政治手法。これから先日本はどうなってしまうのか、私は不安でなりません。
まぁ〜国民がどれほど政治について深く考えているか知りませんが、取りあえずあの時点で与党(自民党)が一番と言う結論を大多数の人が選挙で意思表示をしました。
しかし、いいですか、後からぴーちくぱーちく言うってことになりませんか?確かに、小泉さんの手法は分かりやすいですし、女性議員をうまく擁立させたり、刺客としてある程度学歴のある議院や知名度のある人を立てたりと、その手法は大したものがあるなと個人的に感じています。皆さん、その『わかりやすさ!』で安易的に「何か日本を変えてくれそうだ。」とそれなりに感じて、一票を投じた。特に無党派層の人はそのような人が多くありませんか。しかしながら、私は現在の自民党は「わかりやすい」をキャッチフレーズにしてそれを連発するだけのマリオネットに過ぎないのではないでしょうか。私はこのエッセイで何度も書いていますが、常識を疑う目、これを皆さんにぜひとも持ってほしいなとそう考えています。
今回の選挙を振り返っても、自民党の主張する改革の本丸は郵政民営化でした。私は、これに関しては別にどちらでも構わないのだがどちらかと言えば、賛成である。これは自身の経験に基づくもので、今の郵便局には不便なところもあると感じているからだ。だから、どちらかと言えば民営化してほしいなと言う個人的願望はあるのだが、別に民営化しなかったらしなかったでそれでいいと思っている。
そして、今回の選挙後に出てきた政治問題の中で、出てきたのが増税問題だ。選挙期間中は、さほどこのことについて触れてこなかったのに選挙が終わったら、次々と税に関する話題が新聞紙面上で飛び交っている。消費税の引き上げ示唆や、医療費の増大、所得税減税の撤廃等等。本来は、選挙期間中にこのような政策を連呼するのが筋だとは思うのだが、郵政民営化という分かりやすさを前面に押し出し、負の部分についてはさほど言及しない。それでもって、選挙後に与党の立場を利用し、次々と増税の話を打ち出す。どうも昔からあると思うのだが、自民党のこの手法は個人的に好感をもてない。
国民は安心しているのかもしれない。そりゃ〜そうだ、小泉さんが「私の在任期間中は消費税を上げない」と豪語しているから、しばらくは消費税は上がらないのだろうと。しかし、先日の新聞記事を見てわかったことなのだが、小泉さんは来期の自民党総裁選挙には出馬しない意向を示している。と言うことは、新しい人が新たに総理大臣になるわけだが、その人が増税について語らないわけないだろう。つまり、今はあがらなくとも将来的には消費税は必ず値上げするし、言い換えればこれは小泉さんの丸投げである。自分が総裁の時は、都合の言いことを言って、後のことは後の人。取りあえず、衆議院の任期は最長4年、まぁ〜4年はやらずとも大体長くても3年くらいだから、小泉さんが辞めて残り2年間で巨大与党をいいことに一気に増税の話が加速するのだろう。それを考えると、私は怖くてたまらない。
確かに今の日本を考えた時、保険・年金問題(これに関しても個人的に言いたいことは山ほどあるのだが・・・)やこれからの少子高齢化社会を考えると、多少の増税は致し方ないのかなと思うところは私にもある。しかしながら、選挙期間中にこのことについてさほど言及しないで、選挙が終わってからここまでかと言う感じで増税の話があちらこちらで飛び回っている。この自民党のすき放題のやり方が個人的には非常に怖く感じている。もはや、民主主義崩壊と言ってもいいのかもしれない。
とにかく、私は与党のやり方には腹立たしさを覚えてならない。まぁ〜それはそれとして、国民の皆さん、本当にこの結果でいいのですか。まぁ〜日本の将来を託す大事な選挙で有権者の大多数が与党を支持したわけですから、与党の政策を信任したということなのですが・・・・
私はどうも、国民はマインドコントロールにかかっていないかなと不安になるところがあるのです。絶対に後で、ぴーちくぱーちく文句を言う光景がテレビで映されるでしょう。でも、そんなことを言ってもその人たちを選んだのは、紛れもなく私たちですから。だから、そこを見抜かなきゃいけないと思うんだけどなぁ〜〜
私は、正直今現在、選挙を機に、この日本と言う国に魅力を感じなくなりつつあります。これから、日本は恐ろしい時代に突入する。そう思うだけで怖くてたまりません。
今回の選挙で自民党を入れた人は、中には私の友人のように自らの政治的信念に基づいて一票を投じた人ももちろんいるんでしょうけど、「わかりやすさ」を前面に出し、そのマインドコントロールにかかってしまった。そのような人たちがほとんどなのかなと、言っちゃ悪いですがそのように感じています。
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