先日、大学入試を受けようとしていた高校生で東北新幹線に乗車したが、間違えて停車しない新幹線に乗ってしまい、JRの温情停車で受験に間に合ったと言う事例があった。

詳しく言うと、その受験生は福島駅から郡山駅まで新幹線で行く予定だった。しかし、受験生が乗った新幹線が福島駅を出たら次は、大宮駅まで止まらないというもの。受験時間は明らかに遅刻である。そこで、温情停車で本当は止まらないはずの郡山駅に止まったというわけである。まぁ〜なんとも心温まる話(?)だ。

そういえば、昔こんな話もあった。私の地元の千葉県でも似たようなことがあってその人はやはり、高校受験のため内房線の駅から京葉線の海浜幕張駅で下車する予定だった。ところが、その中学3年生(当時)が乗った電車は、何と何と通勤快速!千葉県出身者、および鉄道に詳しい人なら分かるだろうが、京葉線の通勤快速は蘇我駅を過ぎると次の停車駅は八丁堀(東京都)なのである。海浜幕張も通り越し、舞浜も通り越し、東京まで行ってしまうのだ。そこでも、事情を話して途中駅で降ろしてもらった。受験生はくだりの電車に乗り換えて受験会場へ行ったという。

この2つのニュース、結構議論が分かれるところだと思うのだ。「よかったね〜」って思う人と「人生そんなに甘くない」と思う人。ニッシーはどちらかと言うと後者である。受験の条件と言うのは皆同じわけだし、1人だけ優遇されると言うのは不公平感が生じると思うんです。それに、この2つの事例はいずれも事前に時刻表を調べれば済む話であり、はっきり言ってしまえば本人のミス。社会に出たら、こんなことは絶対通用しないし、自己責任といわれても致し方ないと思う。

私も、今の大学の入試に行ったときは、あらかじめ下見とかしなかったので当日現地に向かったのだが、降りるバス停を間違えて大学のバス停より1キロくらい先のバス停で降りたこともあった。しかし、時間に余裕を持って出てきたので別に特段問題もなく、受験会場に到着して今の大学に合格しました。

受験シーズンになると、こういうニュースがたまに流れる。個人的な意見としては、さっきも言ったとおりこのような温情は反対である。やはり、これは元を正せば自分が悪いのだから。ただ、例えば自分が保護者で子供の入試で同じようなことが怒ったらどうなるんだろう・・・「ちょっとくらい止めてくれてもいいのに」とか思ってしまうのかな?結構難しい問題ですが、受験の条件は皆一緒なので、きちんと電車の時刻を調べて受験生は会場へ行くべきだと思います。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

日記内を検索