不安が募る

2003年11月7日
友達が就職決まったそうだ。ずっと憧れていた教員の道へ行くらしい。素直におめでとう!とニッシーは言った。

これ以外にも、ニッシーの仲間たちは続々と就職・進学が決まっていく。このご時世としてはすごいことであると思う。

そんな中、ニッシーの周りの友人のほとんどが進路が決まったということで、友人が祝勝会を開くと言ってきた。ニッシーも予定があいていたので、参加。何人集まるか分からないが、当日は9人集まるらしい。メンバーはその友人が選出するので誰が誰だかわからないんだけど・・・(^^ゞま、ニッシーの知っている人であるということは間違いない。(当たり前ですが 笑)

こうやって、皆進路が決まり来年からは別々の道を歩む。ここで、今まで感じていなかった”不安”が自分の周りに取り巻いている。

ニッシーは大学4年生。中学までの義務教育を終え、高校→大学と進んできた。まぁ〜日本人の約6割が通る道だろう。その道を今まさに卒業しようとしている。ここから先は皆違うそれぞれの道へ・・・友人たちの進路決定の話を聞くたびに、心は不安定になっていった。そして、現在もなっている。

話はがラット変わるが、『耳をすませば』と言う映画がある。主人公である中学3年生の月島雫が小説を書くために、高校に行かない。と突然言い出す。そこで家族と話し合うシーンがある。そこで、雫のお父さんが一言。「皆と違う道を行くって事はそれなりに大変だぞ。誰も助けてくれないんだから・・・」誰も助けてくれないと言うのは大げさにしても、自己責任の部分がさらに大きくなっていく。まさに、今現在の自分のように。ここから先どうしていいのか不安なのである。

誰も助けてくれない・・・この言葉はある意味そうである。大学4年になって、友達と会う機会がかなり減った。すでにここからそんなことは始まっていたのかもしれない。ただ、今までは例え会っていなくても、大学構内のどこかで誰かしらと会うということはしばしば会った。そこで、たまたま会った人と近況を話し合ったり、はたまたご飯を一緒に食べたりと、まある意味楽しいときを一瞬だけ過ごせる。ほんの一瞬だけ。でも、その一瞬が何か嬉しいのだ。

来年になれば、おそらく皆と会う機会なんて愕然と減るだろう。また、会ったとしてもうわべっつらの付き合いになるのではないか・・・また、もしいま自分のやっていることが向いていないと思ったりしたら・・・今はとてもそんなことを考えていないけど、いつかしたら思うかもしれない。

友人は就職しているのに自分だけまだのんきに学生をやっていて・・・これってどうなのだろうか。とか、色々と考えていると結局「自分ってなんなんだろう?」と思ってしまう自分がここにいる。先に対する不安。これが、現在ここまで大きくなっていたとは。

そんな自分自身に対する不安からか現在は少し鬱な状態が続いているニッシー。と言っても、こんなこと誰も言う人なんていないし。恋人もいないし。これも1つの要因になっているかもしれないですね。(苦笑)

表向きは、前向きに明るく笑顔で接しているけど1人になると色々と思うところがあって、自分に自信がなくなってきて・・・そんな毎日を今は送っています。このプレッシャーに打ち勝たなくては!って思うんですけどね。

祝勝会は、来週の金曜日です。それが終わったとき、ニッシーの気持ちにはどんな変化が現れるのだろう。素直に皆をお祝いしたいと言う気持ち反面、先の不安がさらに大きくなるのではないか・・・そんな気持ちでございます。

そんな、ニッシーですが、今出来ることはいつも思っていることなんですけど、『素直に、前向きに取り組んでいればいつか必ず結果がついてくる。そう信じていきましょう。』

これだけだ。いつか結果は必ずついてくる。いつか、素晴らしい日がやってくる。そう信じている。いや、そうでありたい。そんなことを思いつつ、1日は刻々と過ぎていく。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

日記内を検索