先日5日、東京でネット上の友達7人と会ってきた。こういう経験は実は今回で2回目である。簡単に言ってしまえば『仮面武道会』皆がみな会ったことはない。ネット上で文章のやり取りはしているけど、実際には会っていない。つまり、初めて会ったわけだ。正直言って少々不安だった。でも、実際に振り返ってみて正直行ってよかったと思った。

そして、いってよかったと思ったのと同時に自分について色々と考えさせられた。皆、それぞれ自分のカテゴリーを持ち、日々の生活を送っているなと。

自分はどうだ?自分に問いたくなった。一体日々をどんな風にすごしているのだ?自分が子供に見えた。『大人』になりたい。それにはそれなりの経験が必要だ。自分は、はっきりいって経験というものがない。いや、経験がないというか今までそういった道を避けてきたのだと思う。

以前友人にこんなことを言われたことがあった。「君は今まで争いは避けて通るタイプじゃなかったか?」あの時ははっきりいってそんなにその人の言っている意味が分からなかった。また、高校時代からだろうか、親・先生によく「本を読みなさい」と言われた。「読書なんて面倒くさい。」自分の正直な気持ちだった。でも、今になってあの時あの人に言われた言葉の意味、本を読むことの大切さ。だんだんと分かってきた気がする。

ベトナム旅行、そして今回のオフ会と自分のレンズの小ささが。楽なほうへ、つまり自分はまだ子供だった。自分の好きなことしかやらない。楽なほうへ走っていた。自分とは考え方を違う人を嫌なやつと思っていた。でも、それが今になってやっと分かってきた。

楽しいことをやっている時、好きなことをやっている時、自分の思い通りになっている時は本当に楽しい。好きでやっているんだから。その逆の道はというと・・・逆の道ははっきり言って逃げてきた。おかげで、今の視野の狭い自分が今ここにいる。そんな自分が今の自分なのだ。何て、ちっぽけな自分なんだろう。そんな自分に腹がたつ。まず、何にしろ事実を知らなさすぎた。事実、経験、感情何に対してもまだまだ未熟だ。

はっきりいってこのことに気づくのが遅すぎた。もう21歳。4月27日で22歳になる。自分は人間失格だ。こんな年になるまで気づかないとは・・・

自分は今までずっといい子を演じてきたのだと思う。だから、マイナスのほうに気づかなかった。ベトナム旅行で感じたあれこれ、今回のオフ会での皆の話。皆ものすごく生き生きとそして立派に見えた。皆自分と言う集合を全うしていた。

もう21の自分にこれから変わる機会はないのだろうか?今からでも人間って変われるものなのだろうか?出来るはずだ。もう21だが、まだ21という考え方もできる。それには経験という媒体が必要。全てを経験するのは今からじゃ無理かもしれない。だったら疑似体験でも良い。「本を読む」「映画を見る」こういうことでも良いと思う。終わったあとに何か残るものがあるとするなら。

そうやって自分の中の顕微鏡をもっともっと広げていきたい。自分が大人になるために。顕微鏡をプレゼントしよう。自分で自分の22歳の誕生日に。

【東京〜鹿島神宮のバスの中で】

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