見切り発車

2003年4月4日
今日から新学期が始まった。ニッシー的にはもう少し春休みでもいいよ〜といつも思っているのだが、これだけはあらかじめ日程が決まっているのだから仕方のないこと。まぁ〜早いものでニッシーも今年4年生。大学生活最後の年を満喫したいと思っている。

しかし、大学のシステムは何とかならないものなのだろうか?いつも思うのだが、大学のシステムがめちゃくちゃだ。全く、計画性なんてあったものじゃない。すべて学校側の思い通りにことがすすめられていると言わざるをえない。

毎年、学期初めの日は履修に関するガイダンスを行うのだが、もう説明がてんでこまい。はっきり言ってよく分からん。なにやら今年から「就職教育システム」とやらが出来るみたいなのだが、4年生の今になって見せられても困る!担当の先生の話だと「1年からそういうものを積み重ねて、就職に対する意識を就ける」とか言っているけど、全くもって矛盾点だらけ。

1年のときに行われる「理学部教育と就職」と言う授業では単位は出るのにそれは、卒業単位にはならない。なのに、3年で行うインターンシップ実習では卒業単位になるというこの時点ですでに矛盾。

しかも、4年間すべての家庭を履修した学生には修了書を発行するらしいのだが、この修了書、いったいなんの役に立つのか?教員免許とは違い、これをもっていないとだめみたいなものではなく、持っていても全く役に立たないと思う。就職活動をするときに修了書を見せて、「私は学生時代こんなに就職することに関して意識をつけました。」とでもアピールするのか?私はよく分からないが、企業側としては大学は本来学問の場なので、そのような知識だけ見につけても・・・と就職担当者は思うかもしれない。それに、修了書をもし発行するのであれば、実質的に就職活動が始まる3年のうちにすべての課程を終了すべきだ。4年で就職に関する課程が終わりというのはっきりいって遅すぎる。

それに単位にならないと言うのも疑問だ。就職活動は教員免許とは違い、別に単位がなくてもいいものである。にもかかわらず単位を認めるが卒業単位にならなかったり、はたまた卒業単位になったりともうわけ分からん。絶対にこのシステムおかしい。

まぁ〜もっとも去年から理学部のシステムと言うのはあまりにもおかしいところが多くて、予告なしに今年度からいきなり変わりましたっていって通知が学生にきたり、数理科学科の場合は明らかに似通った授業が同じ時間帯でかぶっていたりとはっきりいってめちゃくちゃである。担当者の話だと、今はカリキュラムの過渡期にあるので学生たちに迷惑をかけているとのことだが、こっちもお金を払って大学に来ている以上国家公務員の硬い脳みその中で勝手に変更されても困る。本当に何とかしてもらいたいものである。

やることなすことすべて見切り発車。全然システム的にしっかりしてないのに発車できることがまたよくわからない。

なにやらこの間の新聞だとうちの大学は、先ほどの国立大学審議会か何やらで結構いい評価を受けていたみたいだが、本当にそうなのだろうか?何か、国には印象はいいみたいだが実際に内部ではあからさまにおかしいことが多々起こっている。これを国家公務員の連中はどう見ているのか?

こうならないためにもニッシーは、おかしいと思ったら積極的に意見を言って考えてもらうようにするが、このままだとわけが分からないシステムのまま後々問題が起こってしまいそうだ。そうなると結局は大学側に責任が来るので困るのはあなたたちなんですよ。

もっとしっかりとしたシステム作りをしてください。お金を払ってやってきている学生のためにも。もっと有益なシステムを作ってくださいよ。

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