わかる気がするな〜

2000年10月4日
バルセロナオリンピック、女子200m平泳ぎでわずか14歳にして金メダルを手にした人といえば、そう多分誰もが知っている岩崎恭子さん。あの時の言葉、「今まで生きてた中で一番幸せです。」ニッシーは忘れられません。そんな彼女、現在は某私立大学の4年生で心理学を専攻しているそうです。現在は水泳生活を引退してしまった彼女。ある、小雑誌のインタビューに答えていました。その彼女の話を聞くとなんかニッシーもああ〜そうだな〜と共感するものがあります。

14歳にして金メダルを手にしてしまった彼女をその後に襲っていたのはサイン攻めやテレビ出演、それくらいならまだ良いかもしれないけど週刊誌にありもしないことを書かれたそうです。その時ぐらいから彼女は何をするにも物事に対して不信感を抱くようになったそうです。その内欲もなくなってしまい水泳の練習にも身が入らなくなったそうです。

スポーツ選手というのは、ニッシー思うに技術・技量もそうですがメンタルの部分が最も大きいと思います。彼女の場合、金メダルを取った時には何で金メダルを取って皆が騒いでいるか分からなかった。と言っています。そしてその後事の重大さに気付く。そして何かをきっかけに悪い方向に向かってしまう。分かる気がするな〜。

ニッシーも高校時代突然、何で自分は勉強するんだろう?という衝動にかられたことがあります。勉強なんて何のため、誰のためにやるの、そんな事を思ってしまってからニッシーは一時期勉強を全くやらなかったという時期が続きました。先生に相談したりもしましたがニッシーの納得のいくような答えをしてくれず結局なにもせずその後の試験では、思うような成績が残せなかったというのを覚えています。その辺りからこのままではいけない!と思うようになりニッシーの出した結論が1日何か1つ自分の中で目標を決めてそれを1つずつクリアしていこう!ということになり始めは、小さな目標で次第に目標を段々あげていきました。確か、第1回目の目標は『授業中の先生の話をきちっと聞く』でした。そして最後にはふっきれたのです。そしてこの目標、ニッシーの中では今でも続けているつもりです。(うふふ)

彼女も同じです。バルセロナの後の2年後の世界選手権の代表に選ばれなかったことで自分がやってきたことはいけないと気付き自分も成長しないと!と思ったそうです。そして、2年後のアトランタの代表に選ばれて結果は10位くらいだったと思いましたがゴールした時、とてもスカットした。よくやった!と思えたそうです。これが彼女の本心だったんだろうとニッシーは思います。その後彼女は競技生活は引退しています。(大学の水泳部には入っているそうです)

そして最後に雑誌の中で彼女は「笑顔で生きていたいから、これからも努力していきたい」と語っています。現在は卒業研究と就職活動に忙しい彼女のようですがそんな彼女にニッシーはささやかなエールを送りたいと思います。

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